岸町(きしちょう)の地名由来

由来

かつて大きな川(古入間川と推定)があり、その岸を望めるということに由来。(角川日本地名⑪)

地名の妥当性

とても疑問に思ったが、古入間川がかつてこの辺りを流れていたのは事実らしい。古入間川については下記のリンクから確かめてほしい。

流路は六辻水辺公園の前身である辻用水と同じようだ。大変興味深く、一度歩いてみたい。

ja.wikipedia.org

東岸町

東岸町は、住居表示が開始された当時にできた地名であるようだ。東仲町、東高砂町とともに東北本線の東側にある地域で、岸町が線路によって分断されたことによって分かりにくくなったという問題を解消すべく作られた地名といえる。(推定)

 

本ブログの方針及び内容

自己紹介

「おおあざ」といいます。由来はずばり「大字」からです。大字とは、比較的広範囲な地名?みたいなものです。大字 - Wikipedia

日本の地名に興味を持ち、調べているうちに地名オタクになってしまい、誰かに発信したい・伝えたいと思うようになったためこのブログを始めることにしました。地名に興味のない周りの人にこのような話をしても、相手に興味がなかったら気持ち悪いですし。

このブログの当面の内容

ずばり、内容は2つで行きたいと思います。

1.さいたま市内の地名を紹介

浦和区大宮区、、、、と紹介して、すべての住所に使用されている地名を紹介します。小字はやめようかなと思っています。

2.旅先などで見つけたおもしろい地名の紹介

おもしろい地名はいくらでもあります。和語やアイヌ語、韓国語説などの、さまざまな説を扱って、地名に対する造詣を深めたいです。

地名由来の根拠・文献

今日では、さまざまな地名由来を知ることができる本がたくさんあります。例えば角川日本大地名辞典や日本の地名(付属小辞典)などです。それらの本などを利用して信頼性のある文献を記し、間違いのないように地名を紹介していく所存です。

自分も好きでやっているので、間違いの指摘や、異説の紹介などをしてくださるととても嬉しいです。

地名由来に関する個人的考え方

私は日本の地名は日本語に基本的に由来するため、「音が似ているから異言語由来ではないか」などという説はあまり好みません。もちろん、北海道や青森などアイヌの色が濃い地域では積極的に考えるべきですが、基本的に「日本の地名は日本語が由来!」を前提にしてやっていきます。日本語由来の説明におかしさを感じたとき、はじめて異言語を導入して語るのが一番だと思っています。ですから、強引な音のかぶりによる異端な説などは紹介せずにやっていきたいとおもいます。

趣味でやっているため、そこは許してください!

結びに

地名由来には責任をもって伝えられるよう、文献をしっかりと示しながらやっていく所存です。よろしくお願いします。